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株で損しても確定申告するとお金は戻る

スーツを着ている女性

株で大損してしまった場合でも、確定申告をすることによってお金が戻ってくる場合があります。
2009年以降から導入された制度で、過去3年間に株や投資信託の取引において年間収支がマイナスに終わった年とプラスになった年があった場合、その収支を相殺することができるというものです。
ただし、あくまで株や投資信託における取引に付随する利益に関するもので、FXや先物といったものとは相殺することはできません。
FXや先物はまた別で利益の相殺が可能となります。

例えば、ある年に100万円ほどの赤字を出したとして、翌年に80万円の黒字になったとすると、本来、儲けを出すと源泉徴収をしてくれる口座であればこの時に源泉徴収分が差し引かれるため、いくらか目減りしてしまいます。
しかし、相殺することによってまだ20万円の赤字であるため、税金を払う必要がなく、確定申告をすればその分は戻ってきます。
そして、その翌年も50万円ほどの黒字だった場合には3年間のトータルで30万円のプラスということになり、この利益分に税金がかかります。

そして、源泉徴収をしてくれる口座でやり取りしていた場合には確定申告をすることで最初に源泉徴収で引かれた分から利益分を差し引いた額が戻ってくることになります。
これは毎年確定申告することで可能になります。
損をしたからといって確定申告しないのはあまりにもったいなく、本来手にしているお金を手放していることに変わりありません。
注意していただきたいのは、確定申告することで国民健康保険料の値段が上がったり、扶養から外れたりするケースがあるため、総合的に見てどちらが得になるのかを十分に見極めたうえで確定申告をするかどうかの判断をしましょう。

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